引用:本田技研工業株式会社
ホンダ「スーパーカブ」と言うバイクを知っていますか?
ホンダが作る「スーパーカブ」は日本を代表するバイク。
2017年に世界累計生産台数が10億台を超え、2018年に生産・発売60周年を迎えた伝説のバイク。
スーパーカブは、新聞配達や出前などで活躍している実用的なバイクで、燃費が良い、壊れないと言われているバイク。
僕が乗っている「クロスカブ110」もスーパーカブの派生車種。
スーパーカブは排気量が50ccの原付、110cc、125ccのピンクナンバー(原付二種)が現役ですが、過去には70cc、90ccの排気量のスーパーカブも発売されていました。
カブが好きな人であれば、年代ごとの仕様を見て分かるかもしれませんが、あまり興味がない人からすると、ずっと同じデザインのバイク。
60年間、デザインのコンセプトが変わらないのが『スーパーカブ』
そのモンスターマシンのスーパーカブには数々の伝説があります。
二輪車の世界のトップメーカーである本田技研工業株式会社が作り続けている世界最強のバイク「スーパーカブ」の伝説を一部ご紹介します。
世界に誇るスーパーカブ
初めにスーパーカブってどんなバイクか知っていますか?
新聞配達や出前、郵便屋さんが使っているバイクでビジネスユースを中心に使われています。銀行員の方が外回りで使用したりもしていますよね。
日本が誇るスーパーカブは、高燃費で、最新のモデル(2017年モデル)では、排気量が50ccのスーパーカブ50で105.0km/L、排気量が110ccのスーパーカブ110で62.0km/Lも走ります。
発売から60年も経っていますが、世界累計生産数を更新続けているバイク。
昭和、平成、令和と生産を続けているなんて凄くないですか?
乗り易さ、燃費の良さ、単純な構造で10年経っても壊れないバイク。
その頑丈さから数々の伝説が語り継がれています。
スーパーカブの伝説
眉唾物の伝説もありますが、カブ主(カブのオーナー)なら、信じられなくもない伝説です。
僕はクロスカブ110に乗っていますが、スーパーカブの伝説を聞いても、納得してしまいます(笑)
世間で言われているスーパーカブの伝説について見て行きましょう。
伝説1.アホみたいな燃費の良さ
スーパーカブは50ccの原付で30km/Lの定速走行でカタログ値が100km/Lを超えています。
1983年のSUPER CUB 50 SUPER CUSTOMというモデルは、カタログ値が180km/Lという驚異の燃費でした。
ただ環境対策や排ガス規制で現在は105km/Lまで下がっていますが、一般的な50ccのスクーターが70~80km/Lなのでその燃費の良さは際立っていますよね。
実際に僕が乗っているクロスカブ110は、実測で56km/Lくらいです。
いつガソリンを入れたのか忘れてしまうくらい(笑)
週末だけしか乗らないと数ヶ月ガソリンを入れていないなんてこともあり得ます。
honda エコ マイレッジ チャレンジ
毎年ホンダが開催している「honda エコ マイレッジ チャレンジ」という大会ではカブのエンジンをベースにした自作マシンで1Lのガソリンでどれだけ走れるかという大会があります。
どれだけカブのエンジンの燃費が良いかというのを競う大会です。その大会で2011年に3,644.869km/Lという最高記録が出ました。
エコ過ぎてびっくりしちゃいますよね。
もちろん、エコマイレッジチャレンジほどではないけど、街乗りでは十分な燃費の良さだと思います。
商業バイクとして、これだけ街中を走っているのも頷けます。
郵便局のバイクも郵政カブと言われる、カブの派生車種なんですよ!!
伝説2.積載量が半端ない
日本では法律違反ですが、海外、特に東南アジアでは、5人乗りをしても走る…。

引用:WeBlogJapan
荷物を200kg積載しても走るそうです。カブの4ストロークエンジン侮れません。。。
ただ、ノーマルのカブはスクーターにあるメットインもなく、荷物は何も積めません(笑)
僕は、このスーパーカブの伝説、積載量が半端ない。と言うのが、クロスカブを買ったひとつの要因だったんだけど、ノーマルのカブは荷物が積めんのじゃ〜。一番最初の誤算でした(涙)
5人乗りは無理だとしても、110ccのスーパーカブは二人乗りは可能ですよ。僕はクロスカブ110をタンデム仕様(二人乗り)にしていますが、大人男性の二人乗りでも十分走ります。
ちなみに郵政カブと言われる郵便局のカブは積載量に耐えられるように停車時のスタンドなど各部が強化されているそうです。
伝説3.発売期間の長さ、残存個体の量
スーパーカブは昭和33年に発売されてから様々な調整や改良、マイナーチェンジが行われていますが基本設計はほとんど変わっていません。
排気量がだけでも50cc、70cc、90cc、110cc、125ccとラインナップも揃っているし、年代によって違いはありますが、基本コンセプトは変わっていません。
そして、古くても走っているのがスーパーカブのすごいところ。
ちょっと前に外国人がスーパーカブで日本一周する番組をやっていましたが本当によく走る。
スーパーカブは、すっ飛ばして走るバイクではありません。どちらかと言うと「のんびり」走るのが似合う。
なんか商業バイクだと、せかせかしないといけないっぽいんだけど、カブはのんびりで良い(笑)
閑話休題(使いたかった笑)
スーパーカブは販売期間が長く、壊れにくいので中古のパーツもサードパーティのパーツも多く残っています。
なので、パーツの手に入り易さやその実用性からカスタムバイクのベース車として使用されることも多いです。
伝説4.とてつもなく頑丈
ホンダの関係者が「カブは実際に何十万キロ走れるか見当もつかない」と言うくらい頑丈に作られているそうです。
どれだけ凄いかというと今発売されている原付は10~15年、距離にして3万~6万キロ走るように設計されていると言われています。
スーパーカブは何十万キロ走るかわからないって凄くないですか?
僕はスーパーカブではなく、クロスカブに乗っているのですが、半年で1,000kmのペースで走っています。
この計算で行くと走行距離が10万キロになるのは50年くらい?
一生の相棒として、乗り続けられそうですよね。
エンジンオイルの代わりにてんぷら油で走るという都市伝説もあります。
メンテナンスをすれば、カブは半永久的に乗れるというライダーの方もいます。スーパーカブ凄いですね!!
昭和から平成を超えて令和でも
昭和33年に販売を開始されて、平成を超え令和になっても新車で発売されているバイク。それがスーパーカブです。
途中、中国での生産に切り替わりましたが、2020年現在、販売されているスーパーカブは日本製なっています。
ちなみに東南アジアではスーパーカブが売れすぎて、バイクのことを「ホンダ」と呼ぶそうです。そんなバイクって他にありますか?
数々の伝説をもつ「スーパーカブ」ですが如何だったでしょうか?
昭和33年に生産・販売を開始して60年間も同じコンセプト、デザインで生産され続けているなんて、それだけで伝説になりますよね。
スーツでも、私服でも、若者でも、お年寄りでも、乗ってサマになるスーパーカブは日本の原風景にも溶け込みます。
服装を選ばず、年齢・性別を選ばず誰が乗っても似合うバイクはスーパーカブだけなんじゃないでしょうか。
カブを手に入れたら生活が変わりますよ。
ではでは。
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高燃費?